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嫌な奴
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「吉見君!」
企画課の課長の日高さんに呼ばれる
「企画書になんか問題でもありました?」
「いや、大丈夫だよ!君の案でいこうと商品開発部と決まってね!」
「ありがとうございますっ!」
「いやー!ギリギリだったけどなんとか決めれてよかったよ!
はい、これ企画書。原本しかないみたいだからコピーとっといてね」
「今、パソコンで管理ですもんね。コピーしてまわしておきます」
やった
結構力を入れてやってた案件だから…
認められて自信になる
「蒼先輩、凄いですね」
栗橋や他の人も寄ってきて賛辞を述べてくれる
「本当に売れるかわかったもんじゃないけどなぁー」
あのハゲじじいが睨みつけながら言ってきても、今の俺には通じない!
「天狗にならないよう、気をつけます」
「ふんっ!今に見てろ…」
捨て台詞をはいて出て行く熊谷課長に俺の周りに集まった人達も居心地悪そうだった
「気にしないでくださいね、蒼先輩」
「あぁ。大丈夫だよ…」
まさか、何か嫌がらせするとか
ないよなー?
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