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興奮
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→ 蒼、本当にごめん。
昨日、拓真からそう来てから、返す言葉が見つからない。
朝出社してのトイレで俺は1人、昨日のことを思い出す
拓真、怒ってたし怒らせたよな
いくら切羽詰まってたとはいえ、あんな事言うつもりじゃ無かった。
男相手に触られたい、なんて思うなんて気持ち悪いよな?
今まで積み上げてきたものを崩してしまうような、そんな感覚が怖い
怖くて仕方ないのに
拓真のあの目が…
ゾクと体に冷たいものが走る
凄い、獰猛な目だった
食われてしまうかもしないと思って、
凄く、物凄く興奮した。
「蒼先輩、いますかっ!?」
はっ
何考えてんの俺。
今は仕事中なんだから、こんなこと
「いるよっ!な、なに?栗橋?」
トイレから出ると栗橋は焦ったような顔をしていた
「先輩、顔がまた赤い」
「っ!気にすんなっ…で、なんかあったの」
「そうだ!大変なんです!」
「何が?」
「蒼先輩のパソコン、昨日なんでか撤去されたらしくて!」
「えっ!?」
あの中には企画書の原案が…
一気に熱が冷めていった。
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