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待ち人3 by拓真
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回す手が強くなる
「拓真に触られるの嫌じゃない、から」
心臓を突き上げてくる衝動
心を揺さぶる
愛おしい
なんで蒼の言葉を嬉しいと思ってしまう?
それと同時にある罪悪感はどこにやればいい?
「わわっ!」
手を掴んで反転させれば、大粒の涙と赤い顔の蒼がいた。
「蒼…」
頬に手を当てれば、それに縋り付くように頬を擦り付けてくる
だめだ。
俺は、こいつに魅せられてる。
「蒼、今日、家にこい」
「ぇっ!で、でも…明日、会社」
「いいから。」
強引に手を引けば、大人しく蒼は付いてきた
手放せなくなる
そんな恐怖を感じながら。
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