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僕と言う黒子テツヤ
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鮎「はじめまして!
今日転校してきたぁ、鮎沢 凛音ですっ!
皆さん、仲良くしてくださぁい❤︎」
今日、僕のクラスに1人の彼女が転校してきた。
髪の毛が肩くらで上の方に2つ縛りで結び、メイク盛り盛りで猫なで声のウザそうな女。
僕は影が薄くて、きっと彼女にとってはどうでもいい存在だろうからこれから関わる事もないだろうと思い、隅の机で小説を読み始めた。
でも、彼女は関わってきた。
鮎「今日からバスケ部マネージャー見習いとして入った鮎沢 凛音です❤︎
よろしくお願いしまぁす❤︎」
彼女は放課後までに多くの人と関わりたった1日で僕以外の人と喋り終え、仲良くなったようだった。それでも僕には関係ないと思ってた。
そしたら、これだ。
朝と同じような気持ち悪い声を出してやって来た
ちなみに、マネージャー見習いとはキセキの世代目当てでやって来る輩が多いので見習いとして使えるか2週間見て、赤司くんから合格を貰えればちゃんとしたマネージャーとしての名が貰える。
まぁ、僕には関係ない。
だって、彼女みたいな人達はみんな落ちていったから、彼女も落ちていった人達と同じだと思ったんだ。
放課後、練習が終わると桃井さんは少し嬉しそうに笑っていた。
その理由をキセキの世代のみんなが学校帰りに聞いてみると
桃「あのね!今日入ったマネージャーの凛音ちゃん!すごいんだよ!
バスケの事もちゃんと分かってたし!
見た目よりすごく真面目に働いてくれたの!
私、それが嬉しくって!」
桃井さんはまるで妹が出来たかのように嬉しそうに話していた。
あぁ、彼女か…。
あんなの根が真面目でも見た目がアウトだろ。
視界の暴力だ。
などと、考えながら僕はキセキや桃井さんと話をしながら帰り道を歩いた。
みんなと別れ、家に帰った僕は少ししてからラフな格好をして顔があまり見えないよう深くフードを被った。
今は8時半頃。
僕はいつも通り約束のストバスのコートへ行き、彼を待っていた。
「あっ!テッちゃーん!」
その声を聞いた僕はストバスの中にあるベンチから立ち、彼の方へ顔を向けた。
黒「和。少し遅刻ですよ」
和「ごめんw
ちょっと、用事があったのさw」
黒「まぁ、いいですけど」
和「とりあえず、バスケしよっか♪」
和こと、高尾 和成は黒子 テツヤの幼馴染でありバスケでは鷹の目を持つ、キセキの世代には及ばなくとも十分強い選手だ。
そして、僕。
僕は表では見掛けによらず男らしく努力家で真面目。そして、パスに特化した選手となっているが、裏では真面目とは正反対までは行かずとも、タバコも吸うし酒も飲みたい時に飲むがあまり好まない。タバコは好きだが。
そして、何より。
パスに特化した選手ではない。
シュートも打てれば3Pも入れられる。
試合をキセキの世代とすれば勝てるくらいに。
まぁ、身長的にダンクは出来ないものの、後少し身長が伸びれば届くくらいにはジャンプ力がある。
そして、僕は男だが、髪の毛は長い。
短髪に見えるカツラをかぶっているだけで実質、髪の毛の色は水色だが、腰まで長い少しフンワリした綺麗な髪だと和に言われた。
ちなみに、これらをなぜ知らせてないのかと言うと聞かれなかったから、が一番の理由だが、後は目立つのを避けたかったのだ。
まぁ、幻の6人目として姿は見られないものの有名になってしまったが。
そして、和との勝負は毎回僕の勝ちで終わる。
今日も僕が勝ち、僕等はそれぞれの家に少しだけ会話をした後、帰った。
そして、2ヶ月。
鮎沢さんはマネージャーになり、今ではみんなと仲良くし大きな信頼を得ている。
そして、今はキセキの世代達の力が開花していた。キセキの世代の力が開花すると言うことは僕が必要無くなっていくと言うこと。
鮎沢さんはこと時を待っていたんだろう。
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