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僕にとっては大きな出来事
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僕は部活の途中で機材を運んで欲しいと鮎沢さんに頼まれたので仕方なくついて行った。
僕は今でも鮎沢さんが嫌いなので嫌々、顔には出さずに行った。顔には出さずに←
ついて行くと裏庭で止まった。
機材は?と思いイライラしながらも顔には出さず優しい声で聞こうとしたら鮎沢さんが喋り出した。
鮎沢「ねぇ、黒子くん。
黒子くんは何で1人じゃ何も出来ないのにキセキの世代からチヤホヤされてるの?
キセキの世代が口を開けば黒子くんの名前ばっかり!!!意味わからない!あんたに価値なんてあるの?!ただ、影が薄いだけの選手でしょ?!力を開花させたキセキにもう黒子くんはいらないの!」
ああ、うざい。
ギャンギャン犬みたいに騒ぐなや。
耳が聞こえなくなったらどーすんだよ。
と、思いながらも僕は僕を演じ続けた。
黒「あの、理解が出来ないんですけど、つまりは?どう言う事でしょうか」
鮎「はぁ?!まだ分からないの?!
つまり!あんたが気に入らないから私の為に嫌われてくれない?」
最後の方だけ少し楽しそうに言った鮎沢さんは次の瞬間ポケットからカッターを出して、自分の腕を切り、カッターを地面に捨て叫びだした。
鮎「きゃああああああああぁぁあぁ!!」
うるせぇ。だから耳が聞こえなくなるって…。しかもどんだけ高い声出してんだよ。
すると、体育館の方から沢山の人が出てきた。
その中にはキセキもいた。
あぁ、このブスのやろうとしてる事が分かった
いい趣味してんじゃん。
キセキは開花し始めたばかりだから全員体育館で練習してたみたいだ。
緑「なっ、どういう事なのだよ?!」
鮎「くっ…黒子くんが!
イキナリ告白してきて断ったら…‼︎‼︎
カッターで私を!」
赤「何?!」
泣きながら訴えるブス。
よく涙なんか出るな。目薬持ってたか?
てか、視界に入れると目が腐りそう。
多分、僕の人生の汚点はこのブスだな。
などと、場違いな事を考えていると
青「おいっ!無視すんじゃねぇよ!」
青峰くんが殴りかかってきた。
と、言うことはキセキはブスを信じたのか。
めんどくせぇ。
大体、告白って何だよ。
僕には和って言うこの世で一番愛してる恋人がいるんだけど。
バキッ
色々考えていたら殴られたみたいだ。
青峰くんは顔を真っ赤にしていた。
青「テツ、お前そんな奴だったんだな!
もう、お前は俺の影でも何でもねぇ‼︎」
いや、いつから僕がお前の影になったんだよ。
今までのは場の空気を読んで言っただけで自分が影だなんて思った事ねぇよ。
黄「黒子っち、嫌。黒子。
俺、こんな奴の友達だったなんて最悪っス」
緑「黒子。おまえの事を認めていた自分がバカだったみたいだ。もう顔も見たくない。」
紫「黒ちん。じゃなくて黒子。もうお菓子あげない〜。てか、どいて。ひねり潰すよ?」
桃「テツくん。そんな人だったなんて知らなかった。私、バカみたい。もう寄らないで」
赤「黒子。お前は強制退部だ。」
いや、殴られるのも我慢出来るよ?
強制退部も元々、和と一緒に学校やめて勉強に励みながらバスケするつもりだったからいいんだけどさ?
その悪口?みたいなの。自己中すぎてウザい。これは僕でも我慢出来ませんよ?
青峰くんに殴られた事だし…。
よし、殴り返そう。
ボキッ‼︎‼︎
頬を殴られたので僕も青峰くんの力より2倍くらいにして殴り返してやった。
全「なっ?‼︎」
あぁ、この場に先生がいなくてよかった。
止められないし(笑)
全員の驚くこの顔も笑えるな。
今日は和と帰る約束してるからあと15分程度で迎えに来ると思うしそれまでに済ませるか。
黒「おい」
全「ビクッ」
黒「ブス、お前だお前」
鮎「なっ?‼︎私⁈なっ、何かな?」
うわ、こいつうぜぇ。
ブス呼ばわりされて顔を引きつらせながら怯える演技して返事しやがって。
黒「そうだ、まずお前。
僕には愛しい愛しい恋人がいるのにお前みたいなブスに告白なんて嘘でもする訳ねーだろ。まず、その自意識過剰は鏡見てから言えや」
鮎「なっ⁈‼︎‼︎」
ヤバい、めっちゃスッキリした。
黒「次、放心状態のお前」
青「なっ、何だよ‼︎」
黒「僕はお前の影になったつもりはない。
大体あんなの場の空気を読んでの発言に決まってんだろ。それくらい分かれや。ガングロ。大体、パスに特化した選手って僕はちゃんとシュートも3Pも打てるからお前なんかこっちから願い下げだ。バカ」
青「あぁんだと‼︎⁉︎」
黒「次、お前」
黄「なっ…何すか?」
黒「その◯◯っちっての本気で気持ち悪いから
大体、お前なんかと友達になった覚えねぇし。友達じゃなくてお前は駄犬、俺は飼い主だろ。友達だったなんて最悪って、友達って思われてたこっちが最悪だわ。自己完結すんなや。」
黄「なっ…‼︎飼い主って‼︎」
黒「次にお前」
緑「なっ…何なのだよ」
黒「お前はどこのオカルトヤローだよ。
毎朝、おは朝の事ばっか信じやがって。
大体、その見た目でツンデレとか気持ち悪いんだよ。認めたって、どんだけ上から目線だよ。別にお前に認められる為にバスケしてんじゃねぇし」
緑「何だとっ…‼︎‼︎」
黒「次にお前」
紫「は〜?何〜?」
黒「もうお菓子あげないってお子様か。
誰も貰いたいなんて1度も思った事ねぇよ。
大体いつどこでもお菓子ばっか食いやがって。バリボリうるせぇんだよ。
それに、ひねり潰すって人間がそんな簡単にひねり潰される訳がねーだろ。ボケ」
紫「はぁ〜?意味分からんしぃ〜」
黒「次にお前」
桃「なっ何?‼︎」
黒「そんな人だなんて知らなかったって知らなくて当たり前だろ。つか、まず僕やってないし。こんなブスに告白するくらいなら泥沼に顔を突っ込んだ方がまだマシだわ」
桃「はっ?」
黒「最後にお前」
赤「何だ?」
黒「別に強制退部は元々、学校やめるつもりだっから何も言わねぇけど。
あの赤司様が状況確認もせずにただ事が終わった時を見ただけで一方の発言を鵜呑みにして一方を責めるとかサルでも出来る戯言だわ」
赤「っ…‼︎‼︎」
黒「これが、僕の言いたいこと。
何か言えやって言われたからご期待に備えて答えてやったんだから感謝しろよ。
じゃあな」
和、もういるかな?
僕は少しウキウキしながら放心状態のバカを置いて教室に荷物を取りに向かった。
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