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休日1
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俺の名前は一ノ瀬 環この4月に高校1年になったばっかで、今年で16歳になる。
俺が自室でベッドヘッドに背を預けお気に入りのグラビア雑誌を見ていると、いきなり声と共にドアが勢いよく開かれた。
「環、環、た~ま~き~!」
「うわっ~~!!いきなり開けんじゃねーって何時も言ってんだろー!!ノックしろよノックを!!」
俺がそう叫ぶとそいつは出て行きドアを閉め、ノックをする音がし再びドアが開き。
「環、環、た~ま~き~!」
「意味わかんねーよ!!やり直してんじゃねーよ!!つか、返事する前にドア開けんじゃねーよ!」
「ナイスツッコミ!!」
親指をグッと立てそう言った後、再び部屋を出ようとした奴を俺は止めた。
再びやり直すつもりだったらしい。
マジ疲れるよこいつ・・・・。
こいつの名前は如月 輝海、俺の幼馴染で隣の家の奴だ、歳も同じで今年16歳になる。
こいつはもともと関西に住んでいて小学校3年の時に隣に越して来てからの腐れ縁ってやつ
未だに関西弁を操ってやがる変な奴だ
「けど、あれやなぁ・・・そんなボロボロになるほどエロ本見るとか、ないわ~マジで引くわ~破れとるやんそれ」
「お前がいきなり入ってくるから驚いて破いちまっただけだ!つか、エロ本じゃねーよ!!俺の癒やしを返せよ!」
「何細かい事ゆーとんねん、エロ本が破れたくらいで、ちっさい男やな~」
エロ本の言葉には疲れるからツッコミを入れずに、修復不可能な手元のグラビア雑誌を泣く泣く身体の脇に置くと、再び輝海へと視線を向ける。
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