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18歳以上ですか?
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休日3
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そうなのだ、輝海は少し・・・いや、かなり変わっていて男同士の恋愛モノの漫画や小説を書いたりしている、いわゆる腐女子というやつだ。
輝海がホモ漫画にハマったのは値は張るが絵が綺麗だからと買ってきた漫画がホモ漫画だったらしくそれでハマってしまって今に至るわけだ。
輝海はやると言ったら必ずやる奴だから、俺がゲームするのを断れば明々後日俺は学校で好奇の目で見られることになるだろう、それは絶対に阻止せねばなるまい。
よって俺のこの選択は自分を守る為には仕方のないことなのだ。
「ほな、3連休やし連休中に終わるやろ?ゲーム終わったらメールして。感想聞きにくるから」
「えっ!?」
「何よ?今日土曜やで頑張ってやれば終わるやろ?」
「俺に寝ずにゲームやれってのかよ!!」
「当たり前やんか、今更なに寝言ゆーてんの、寝言は寝てから言えっちゅーねん」
「今日俺見たいテレビがさ・・・」
「録画したらええやん、っちゅーことで頑張ってプレイして全員攻略するようになー、スチル全部埋めるんやで~分かった?終わったらキャラ全員の感想聞くからヨロシクww何か分からん事あったら何時でもええから携帯に電話してな~、ほなお疲れさ~ん」
そう言いたいことを言い終えると輝海はさっさと帰って行った。
そして俺はこの手に持っているゲームをやらなければならない事に頭を抱えた。
ふと手に持ったゲームに目をやるとキラキラした男たちが笑顔でこっちを見ていた。
そして18歳未満お断りの文字が・・・
「って、しかも18禁かよっ!!俺16だよ!!」
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