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休日6
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俺が輝海をジト目で見ていても気付くどころかウキウキとした目をして次の質問を投げかけてくる
俺は諦め輝海の気が済むまでその質問に答えてやることにした。
「環、じゃーなー、友達にするなら誰がええ?」
「友達なら、主人公君と爽やか君と何気に優しいとこある一匹狼君」
「名前で呼んだってよ・・・(可哀相に)じゃー。理由は何?」
「主人公君とは食い物の話で盛り上がりそうだし、なによりもあのマリモ頭をもふもふしたい」
「環も燃費悪いもんな~」
「俺は車か!!」
「弥尋は?」
「無視かよっ!!」
「ええから、ええから弥尋は?」
「優しそう勉強とか教えてくれそう」
「颯斗は?」
「頼りになるし、何かあった時助けてくれそうじゃん?」
「成る程な~、じゃー、他は?」
「俺様は俺様過ぎてムカつくから嫌い、腹黒敬語眼鏡は何かヤバそう・・・」
「莉都と双子たちは?」
「チャラ男はチャラいけど、話したら面白そうな先輩。シンクロ双子はあのシンクロを目の前で「パネェっす」って言いながら見てたい気がするかなぁ。あとはホスト教師か?・・・あれはダメだろう。どう考えてもねぇわ~あんな奴が目の前に「教師です」とかって出てきたら間違いなく俺は吹き出す自信あるぞ?」
「ふんふん、成る程な~」
1人納得したように頷く輝海を見ながら食べ終えた食器を片し、未だ話をするでもなく頷き続ける輝海に食事をしたことで満腹感から眠気も限界を訴えだしたので声を掛ける
「用は済んだのか?だったら俺はこれから寝るから」
「了解しました!隊長!!」
「誰が隊長だ!!」
「ほな、ゆっくり寝てな~、おやすみ環」
「あー、おやすみ輝海」
輝海が帰る前にもういらないと、あの忌まわしい紙を破り捨てテーブルに置いて行ったのをゴミ箱へ捨て、俺は風呂に入ることにした。
「疲れた・・・・眠い・・・」
風呂から出てきた俺はベッドに倒れ込むと気を失うように眠りに付いた
目を覚ますと外はもう真っ暗だった
時間は21時過ぎ・・・
「やべぇ・・・寝過ぎた。折角の3連休だったっつーのにもう明日から学校だよ」
俺はベッドから起き上がると、何か飲もうと部屋を出てキッチンへと向かった
ミネラルウォーターのペットボトルを手に階段を登っている途中で足を踏み外し、俺は衝撃が身体にやってくる前に意識を手放した
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