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BLゲームの世界へこんにちは
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目を覚ますとそこは知らない街でした・・・・・
いや、むしろ山?森?
「へ?何処だ此処?」
辺りを見回してみても一本の道と鬱蒼と茂る木々
環は痛む腰を擦りながら立ち上がると目の前にそびえ立つ頑丈そうな門に目をやった
門の奥の方には城のような建物が見える
「・・・・・・ラブホ?ってゆうか俺、寝ようとしてたよな?何か飲もうと思ってキッチンに行ってミネラルウォーター持って部屋に戻ろうとして階段で足滑らせたんだよな?ちゃんと俺がパジャマ代わりに着てる服・・・・・・じゃねぇじゃん!?何これちょっと待って落ち着け俺、まず落ち着こう。深呼吸だゆっくり息吸って、ヒーヒーフー・・・・・・いやいや吸ってねーよ吐いちゃってるじゃん!もう何この制服!カッコイイし。てか、何で外明るいんだ?それに何で外なんだ?」
環がブツブツと呟いて(叫んで)いるとふと門の横に字が彫られているのが目に入った
聖川学園・・・・
「聖川学園・・・・何処かで聞いた名前だな」
環は記憶を辿り
「ひじっ・・・えっ?はい~~~ぃ?ゲームじゃん!あっ!夢か~、ビックリさせんじゃねーよ俺!!」
と自分にツッコミを入れ「念のために・・・」と呟いて頬を抓ってみる
「いって~~~!!痛いんですけど!!いや~~ん、どゆこと?ってゆーか腰が痛てー時点で夢じゃねーだろ俺!!」
更に自分にツッコミを入れ、門を背にブツブツと独り言を言っていると
「あの、きみ」
急に後ろから声を掛けられ
環は思考を中断されて不機嫌に振り返り
「うるせ・・・・・」
環は全ての言葉を発せずに目を見開いて固まった
「え?どうしました?」
腹黒敬語眼鏡がいる・・・。
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