アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
2
-
キーンコーンカーンコーン......
ナイスタイミングだチャイムよ!!
天からの助けのようにグッドタイミングで学校中に鳴り響く予鈴のチャイム。
天は俺に味方をしてくれた!
「ほら、チャイム鳴ってる。授業始まっちゃうよ?」
「............チッ」
その青年は舌打ちをすると、俺の胸ぐらを掴んでいた手を離して、廊下を歩いて行った。
よ、よかった。
なんとか暴力沙汰にはならずに済んだ。
ほっと胸を撫で下ろしながら、俺は自分の教室へと足を早めた。
それにしてもさっきのちびっ子ギャング(名前がわからないので適当に命名)はなんだったんだろう。
ちょっとぶつかったくらいで、そんなに怒らなくてもいいのに...。
全く...心の狭いやつだな。
やれやれと心の中で溜息をつく。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
31 / 103