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「...そういえば...蒼、前に幼馴染がいるって言ってたよな?その人ってどんな人なの?」
「え? んー...頭が良くて、運動もできる...一つ年上の先輩。この学校にいるから、会えると思う」
「へー、そうなんだ!」
「僕が幼稚園のときから仲良くて、兄的な存在と言っても過言ではないかな」
小さな牛乳パックに入ったイチゴ・オレをストローでずずーっと飲みながらそう言う蒼。
そんなにも小さいときからの友達なのか...。
なんだか羨ましいな。
俺は友達はたくさんいるけど、そんなにも昔から仲がいいという友達はいない。
というか、蒼と幼馴染ということが羨ましい...。
蒼と接しているうちにどんどん蒼のこと好きになって、ダメだな...俺...。
「会ってみたいな! その幼馴染って人と!」
「じゃあ...今度紹介する」
「おおお...マジか...!」
ダメ元で言ってみると、意外にもOKの返事がもらえた。
蒼の幼馴染か...どんな奴なんだろう。
会えるの楽しみだな。
その日はそんな会話をしながら、蒼と楽しく昼飯を食べた。
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