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「おお...」
数十分後。
カレーライスが完成した。
それはとてもいい匂いを漂わせ、俺の鼻腔と腹を猛烈に刺激してきた。
...美味しそうだ。
「やっべ! めっちゃうまそー!」
「食おうぜ!」
「マジで美味しそう...いっただっきまーす!」
「...いただきます」
俺が元気良く言うと、それに続いて蒼は手を合わせていただきますを言い、カレーライスを食べた。
カレーライスは、その漂わせていた匂いから想像するよりも美味しくて...語彙力が俺には足らないが、とにかく、美味かった。
「美味しい...」
蒼も美味しく感じたようで、感嘆の声をあげた。
「美味しいな! 特にこの野菜の柔らかさが絶妙で...さすが蒼だな!」
「僕は...いつも通りにやっただけだから」
「いや、蒼は料理上手だよ! すっごく美味しい!」
「.........そっか...」
蒼はそう言うと、カレーライスを口に運んでいた。
蒼の頬が少し赤い気がした。
...香辛料のせいかな?
たまにいるよな。
香辛料で汗ダラダラかく人とか...すぐ体があったまって顔真っ赤になる人とか。
蒼はそういうタイプなのか。
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