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お風呂
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夕飯を食べ終えたら俺と蒼の部屋へ戻る。
しばらく休憩をしたら、風呂にクラスごとに入る予定だ。
大きい風呂に入るのは久しぶりだから、楽しみだ。
しかも蒼と一緒だし...
......一緒?
............蒼と一緒に風呂?
「蒼は女子風呂に入るんだよな?」
「...? 僕男だけど...?」
「あ、うん、そうだったな...」
蒼と風呂...か...
色白な肌。
華奢な体。
女の子みたいな顔......。
そんな蒼と...風呂...?
だからなんで俺は変なことを考えているんだ!!!
自分の頬に一発拳をいれて一旦落ち着こう。
蒼は男なんだ。
俺と同じ、男。
だからそんな変なことを考えるのはおかしいんだ。
「あ、慶。そろそろ時間だよ」
「え!? もう風呂!?」
「時間短縮のために2クラスずつお風呂に入るから...僕たちは一番だって、教えてくれたのは慶だよ?」
「そ、そう...だったな、うん」
「慶...もしかして......」
神妙そうな面持ちで蒼は切り出す。
な、なんだ?
もしかして、俺が蒼のこと女だと勘違いして好きになって、いまだにそれに惑わされている変態だということがバレてしまったのか!?
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