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「......じゃあ、明日、看病しに蒼の家に来るよ」
「え...」
「蒼の家の場所覚えたし、一人で来れるだろうし、明日は俺予定ないし...それなら、蒼も安心だろ? ...あっ、明日家行くのダメだったか!? それならいいんだ! 余計なお節介してごめん!!」
俺が一人でそういろいろ言っていると、蒼は表情は明らかに嬉しそうなものに変わった。
しかし、そんな嬉しそうな表情はすぐに暗い表情に変わった。
ど、どうしたのだろう。
明日他に来客がいるとか...?
「...迷惑......かけちゃう...」
その台詞に、俺は盛大にため息をついた。
「だーかーらー、何度も言ってるじゃん。 迷惑じゃないって。 看病とはいえ、休みの日に蒼に会えるの俺嬉しいんだよ? だから蒼は大人しく俺に従って寝てなさい!」
「......」
蒼はぽかんとした表情からふふふっと笑いをこぼした。
その表情に俺は思わず拍子抜けする。
......可愛い...。
いや! 可愛いじゃねえよ自分!
「慶、お母さんみたいなこと言うね」
「お、おかーさん......」
「楽しみに待ってる」
「...ん、また明日」
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