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寝込む
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週末が終わり、また新しい週が始まる。
月曜日。
俺は体がダルくてベッドで動けないでいた。
早く着替えて飯食って学校に行かなくては...
頭ではわかっているのに、体がダルくて行動に移すことができない。
「ちょっと! 慶ー!? あんた学校休むつもり!?」
「母さん...」
「ど、どうしたのよ! そんな真っ赤な顔して!」
「ダルい...」
「やだ...熱? 学校行けなさそう?」
「無理そう...」
「そう...学校には電話しとくから、ゆっくり休んでなさい。 あ、あとお粥作ってくるから待っていなさい。 体温計も持ってくるから計りなさいね」
「はぁい......」
ダルいと思ったら熱があったのか。
納得。
なんで熱なんて出したのだろう...と考えて思い浮かんだのは、蒼とのキスシーン。
ぼふっと自分の顔が熱くなるのがわかった。
折角、忘れられていたのにまた思い出してしまった...。
「慶ー。 はい、体温計。 お粥もうちょっとでできるから持ってくるわ。 あと、学校に電話しといたからね。 母さん、仕事あるから大人しく寝てるのよ」
「うん、わかった」
母さんから体温計を受け取り、自分の体温を計る。
37.7...微熱程度...か?
これからもっと体温上がりそうだなぁ...。
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