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なんの躊躇も、一言の断りもなく間をすり抜けて行ったあの金髪の男に俺の喧嘩相手は腹を立てたのか、標的を俺から金髪の男に変えたのだ。
チッ、めんどくせー。
一般人を怪我させるわけにはいかねぇ。
面識なんてないが、制服を見たところうちの学校みたいだし、助けてやるか。
この喧嘩の発端でもあるしな。
「おい、邪魔すんじゃねーよ」
俺の喧嘩相手は執拗にその金髪の男に話しかける。
「おい! 聞こえてねーのか? このっ」
あっ、やべっ、間に合わねー...!
急いで金髪の男を守ろうと走ると、
なんとその金髪の男は自分で俺の喧嘩相手のパンチを避けたのだ。
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