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2度目の遭遇
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見事蒼と結ばれ、熱もたった一日で治した俺は学校への復帰を無事果たした。
「おはよう蒼!」
「慶...! おはよう」
変わらず微笑んでそう言ってくる俺の恋人!
恋人!!
ここ重要!!!
すっかりテンションが上がっていたせいで、蒼のすぐ近くにいるちっこい奴に気がつかなかった。
「俺の兄貴に気安く話しかけてくんじゃねーよ。 フルボッコにされてーのか? あぁ?」
「......え、誰お前」
何処かで見たことあるような風貌をした、黒髪の小さい小さい男が俺と蒼の間に割って入っていた。
俺と蒼の恋路を邪魔するとは...!
「湊、慶にそんなこと言わないで」
「うっ...だ、だけどっ、」
「湊」
「......チッ」
しかもなんだか仲良さげだ。
えっ、なにこれ。
いつの間にこんなチャラい奴と仲良くなったんだ...!?
湊...って、何処かで聞いた名前だな。
湊...湊......
.........あっ!
「あの時のちびっ子ギャング!」
「兄貴、やっぱりコイツ一発殴らせてくれ」
「だめ」
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