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新しいオモチャ
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「ところで未来、早く本題に入らないと日が暮れてしまいますよ」
「・・・・分かってるよ」
ツッコミ疲れたのか、叫び疲れたのか、あるいは両方か、下関は力なく項垂れ、それから長山をキッと睨み付けた。
「長山太一!はっきり言ってあんたは邪魔なの!平凡のくせに生徒会の皆様に付き纏って、皆様が迷惑に思ってらっしゃるのが分かんないの?この忠告を無視して、まだあの方たちに付き纏うつもりなら櫻川がなんと言っても僕たちはお前に制裁をする!」
またもや一息で且つ最後の言葉に力を込め言い切ると背を向けずんずんと歩いていった。
「それではまた」
「バイバ~イ」
その後を栗原と阿南が追いかける。
暫くそれを眺め、長山は三人が去ったのとは反対方向に歩きだす。
親衛隊隊長様、ねぇ~
ふはっ、本当にこの学校は俺を飽きさせない
言葉が通じない宇宙人とその尻を追いかけ回す猿山の大将ども、そしてそれに心酔しきっているチビたち
無法地帯と化したこの学校が
この先、どうなっていくのか
どーなろうと俺の知ったことじゃない
この学校の未来など興味もない
だって
今が楽しければそれでいいだろ?
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