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だからお前は! (6)
全36ページ読了時間:約201分公開:2015/03/08 19:00更新:2017/10/12 20:37
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概要
例えばラーメン食いたいなって思ったら、俺は取り敢えず上田に「ラーメン食いたい」ってたったの一言ラインすると思う。
ほな上田は「俺も」って言う。
これは思う、じゃなくて、絶対言う。ほんで俺は、それを分かってて上田とラーメンを食う。そんなラストDKを送ってる俺と上田はお友達。
上田は俺のいうことを9割5分3厘ぐらい聞いてくれるからすき。でもそんなこと言うと、
「いや調子のんな」ってあの目つき悪い顔で言われるねん、こわこわマン。今だってほら、残りの4分7厘で構ってくれへん。だからまたしょうもないこというて気を引く。
「ゴリラ、ラッパ、パンツ、ツクシ、シイタケみたいな顔してる上田」
「いやいやちょっとまて、シイタケみたいな顔はしてへん」
「あ、やっと構ってくれる気なった?」
「…はいはいちかちゃんの仰せのままにー」
高校三年の春にであった。
卒業までたった1年しかなかったのに、生きてる中でいっちゃん楽しい思い出やと思えたのは、なんでやろか。
青春ほのぼのギャグストーリー
恋も友情もときどきじんわり痛いです
※attention
この作品はのん(blove.jp/user/9792/ )様とのコラボ作品となります。当方は今重サイドを担当、のん様は上田サイドを担当して戴いております。
のん様著、上田サイド→blove.jp/novel/53959/
すれ違いの多い話ですので、両サイドからお楽しみ頂ければ幸いです。
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