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1st
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ギシッ……
二人分の体重にベットが軋み、宙の顔に影がかかる。莉音は何を考えているか解らない目で一方的にキスをした。
「……あっ………ふぅ…んっ……」
どうしても快感に抗えず、素直に反応してしまう身体を宙は恨めしくも思った。そう考えている間にもだんだんキスは激しく、呼吸を奪うものとなっていく。
宙の首についている首輪が擦れて青白い肌に血が滲む。
この首輪が外せたら。ここから逃げ出せたら。
いや、駄目だ、そんなことをしたら莉音が逆上してしまうかもしれない。
いつから、莉音のことがこんなにも怖くなったのかな。
宙の疑問は、激しい行為の痛みと共に霞んでいった…。
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