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盛り上がり
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....やっと休憩もらった。
って言うか無理矢理頼んで抜け出してきただけなのだけれど(笑)
着替える時間ないからこのままアリーナへ向かう僕たち
隣には同じ格好の大助
「....急がないとそろそろ始まっちゃう。」
「..まぁ~待て、雪夜!!
そんなに走ったら怪我すんぞ。」
メイド服の二人が全力疾走してるなんて周りからみたら何事かと思われるだろう。
....でもせっかくはるが特等席を用意してくれたんだ
はるのバンド姿が見れるんだ
そんな思いがエネルギーとなり僕の足を進ませた
アリーナの入り口前
やっと着いて呼吸を整える僕たち
アリーナの中はたくさんの人の歓声が聞こえる
今ははるたちのバンドの前の漫才をやっているみたい。
「...なんかすげぇ人の数だなぁ。」
「...確かに(笑)
....見て!!....先生たちも盛り上がってる」
「本当だ、ウケる(笑)
....じゃ~入るか!!」
僕たちはアリーナの中へ足を進めた
「....よう、ゆき!!
あと~君は~.....大助くん....だっけ?」
はるが横からいきなり現れた
びっくりした僕
「....えぇ~と...雪夜の友達の神藤大助です。」
大助は軽く挨拶した
それに便乗してはるも軽く会釈をする
「....そんなことよりこんなところにいていいの?....はる。」
「...ずっとゆきたちを待ってた。
だって..特等席の場所わからないっしょ?」
そう言ってはるは足早に僕たちを特等席の場所まで案内する
その席はほんとステージの真ん前だった
「....じゃ~そろそろ始まるから!!」
そう言いステージの裏へ消えて行った
「....春斗先輩本当にかっこいいな!!
....しかもその彼女が雪夜なんてなぁ。
...まだ信じらんねぇ(笑)」
「....いきなり何?(笑)
....らしくないぞぉー(笑)」
バカやりながら着席した
....と同時にドラムの音がアリーナ内を響き渡せた
ジャンジャンジャーン
ドラム担当は蓮さん
ベース担当は風雅さん
ギター担当は涼太さん
1人ずつ紹介されるかのようにスポットライトをあてられる
そして最後にあてられたのはボーカル担当のはるだった。
アリーナ内はこれ以上ないほどの盛り上がりだった。
女子の声が8割を占めている
「うおぉーすげぇな!!」
「これはすごいね。
....耳おかしくなりそう(笑)」
僕たちも盛り上げようとするが周りがすごすぎて押し潰されてる感じ
"みんなありがとーう!!!"
キャーキャー
こんな感じではるたちの晴れ舞台が始まった
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