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雨1
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腹を空かせた俺たちは、元々向かっていたファーストフード店へ行った。
数回このようなことをしているが、事後の気まずさには未だ慣れない。そして、いつもの調子の紺野に釣られて、俺も普通に話しているのも、いつものこと。
腹を満たした後、じゃあなといつものように紺野と別れ、コンビニに立ち寄る。
今日発売した漫画雑誌を立ち読みし、パンを一つと飲み物を買って、外に出る。
自動ドアをくぐってみると、道路にポツリポツリと空からの雫でシミができていく。
「まじか……」
首の後ろをぽりぽりと掻き、呟く。
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