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ご飯2
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「あらら?」
「な、なにゆえ、席がひとつ足りぬのだっ……!」
斎藤と松岡の元へ行くと、二人やって来たのに、空いた席が一つ。
俺は、四時間目が終わるのとほぼ同時に買いに行ったパン達を落としそうになる。
「すまん、すまん」
「女子に持ってかれてしまったようでな」
「そういや、祐太、筋力つけたいって言ってたよな?」
「え、ああ、まあな」
「ってことは、祐太は空気椅子でよいのでは!?」
それは、いいアイデアだ! だろだろ!? と盛り上がる既に座っている二人に怒りを覚え、パンを抱える手に力が入る。
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