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紺野の家1
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「おじゃましまーす」
紺野のあとに続いて家にお邪魔する。
「どうぞー。今タオル持ってくるから、上がってて」
靴を脱いでいた紺野がタオルを取りにひとつの部屋に消えてしまう。
わかったと返事をし、俺も靴を脱ぎ、廊下の一番置くの扉へ向かっていく。
その部屋はリビングになっており、 どこもきちんと整理されている。というよりも、必要最低限と言ったようなものしかない。
紺野の両親は共働きで、遅くまで帰ってこないからかもしれない。
「裕太」
名前を呼ばれ、振り返る。
はいと紺野から真っ白な大きめのタオルと俺とは縁のないサイズのTシャツとスエットのズボンを差し出される。
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