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眠るまで1
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やはり、風邪だったようだ。
「部屋に着いたよ。少し立てる?」
「……うん」
よいしょと、おんぶをして部屋まで連れてきてくれた紺野の背中からゆっくりと降りる。そして、身体が重く、耐えられずにベッドの上に座る。
風邪をひいてしまったと自覚してしまうと、だんだんと身体が重くて熱く感じ、頭痛もしてきた。
「じゃあ、制服脱いで」
指示に従い、制服を脱ぐ。
「はい、これを着て」
今朝、ベッドの上に脱ぎ捨てたスウェットを手にした紺野に手伝ってもらい、それを身にまとう。
ドクドクと脈打つように、頭に痛みが走る。
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