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金曜日1
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ベッドへ押し倒されてから時間が過ぎ、辺りは闇に包まれてしまった。
頭の中は真っ白で紺野の愛撫を受け、快楽を追い始めていた。
すると、ガチャリと玄関が開く音がした。
その音に我に返り、居たたまれない気持ちがこみ上げてくる。
「っ!……誰か帰ってきたぞ?」
「この時間だと母さんだよ」
動きを止めた紺野は机の上にあるデジタル時計に目をやり、なんでもないように答える。
「大丈夫だって。絶対に入ってこないから」
確かに今まで遊びにきていた時、紺野の母親は一回も部屋に入ってきたことが無かった。
しかし、今日はたまたま入って来るかもしれないという可能性が完全に拭えない。
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