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本当の本当?3
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「ところで、腰大丈夫?」
「今はもう大丈夫だけど、この土日はつらかった……」
殆どを布団で過ごし、トイレなどに起き上がると老人のように前屈みになりながら過ごした二日間をしみじみと思い出しながら言う。
「なら、良かった。今日来なかったらどうしようかと思ってたんだ」
「皆勤賞狙ってるからな!」
「きゃー裕太頼もしいっ!」
腰に手を付けて胸を張ると、紺野が手を合わせ首を傾げる。
すると、チャイムがホームルーム五分前を告げる。
「もうこんな時間かー、裕太教室戻ろう」
踵を返し、教室へ向かおうと一歩前へ踏み出した紺野の腕を掴む。
「か、課題写させて……」
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