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腐男子高校、転校生。2
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「あー・・・、今日は転校生があってですね。まぁ俺から言うことはないけど・・・、入っていいよ」
「あ、はい・・・w」
扱い適当だな!?
もっといたわって欲しいな!?
そんなことを思いながら教室に入った。
「御影 遙、です。仲良くしてあげてください」
特に言うこともないし、パッと考えついた自己紹介をした。
するとすると?
こそこそっと、クラスのほとんどの人が小声で誰かと話しているんです。
な、なにこれ・・・w
「えーっと・・・、先生俺はどこに座ればいいでしょうか・・・?w」
とりあえず無視!
そう、スルースキル大事。
「じゃあ・・・あーそうか、なんか席替えとかいうのするって言ってたよなぁ・・・じゃあクラス委員に任せるわー、つーことで俺はこれでー」
「えっ、ちょ、えええええええええええっ・・・」
先生は身長が高いのか足が長いのか知らんけど(羨ましい)
大股でめっちゃ足早に教室を出て行った。
何だあの先生!!!!!
脳内でグルグルと思考を回していると、
「はじめまして、御影遙君」
後ろを振り向くと、見知らぬ好青年がっ・・・!
「は、っ・・・はじめましてっ・・・」
コミュ障癖が治っていないせいか、どうもうまく話せない。
「そんなに固くならなくてもいいよ。俺は湊川時雨(みなとがわ しぐれ)。このクラスの委員長をしています。よろしくね、御影君」
「は、はいっ・・・よろしくお願い、します」
ぁぁぁぁぁ、めっちゃ好青年やぁぁ!!!!!
何だ俺ぇぇ!変な時期に転校してきた変な奴じゃないかぁあぁあぁあぁっ!!
ふっ、まぁいい。
私的には、御影君と呼んでくれたのが嬉しいだけであります。
手を差し伸べてくれたから、握手かなーと思ったら・・・
「っ、?」
湊川時雨という人は、下をむいてた俺の顎をスッと上げて、湊川さん(?)と目が合うような形にしてきた。
「は、はぁ・・・何でしょうか・・・」
「御影君、ものすごく可愛い顔をしてるね?
ちょっとその前髪、このヘアピンで留めて?」
「え、あ、は、はぁ・・・?」
良く分からないからとりあえず・・・とめることにして、ヘアピンを貰った。
* * *
「とめましたけど・・・」
「・・・受け確定」
「・・・?どういう意味、です?」
彼は突然「受け確定」という言葉を発した。
え、ヘアピンについては触れないの?
この人もしかして・・・
変人というやつなのでは!?
すると、「受け確定」という言葉を聞いた他のクラスメイトは、「きたぁぁぁぁぁ!」「可愛いもんな!!」「あの子、一目惚れなんだけど」
とかいう意味のわからない単語を何度も何度も何度も・・・
鬱陶しいわ!!!!!
まぁ転校初日でキレるわけにもいかないしっぃぃぃぃぃ・・・
えっ?
いや、気の所為・・・
じゃない、だろ!?
何コイツ俺の太もも触り始めてんの!?
くすぐったいけど!!!!
「ちょっと、なんですかっ・・・?」
「んー?感度チェックというやつさ。それでランク付けをしないとー」
「感度チェックってなんですかっ?」
感度チェック?体温とか?
そんなことを考えていると、太ももまできていた手は俺のものに触れた。
「ひゃっ!?ちょっ、何して・・・んぁっ・・・」
反射的に出てしまった声に、周り以前に俺が唖然とした。
「ははっ・・・、これは思わぬ才能を見つけたかなぁ・・・w」
湊川さんはそう言って俺のそれを離した。
「なんなんで、すかっ・・・もう・・・・・・」
俺さ、思うんだよ。。。
相当やばい高校に転校してしまったのでは???
だとしたら俺・・・
というか受けってなんだろう?
あと感度?
あとでアイツにでもきこうかな?
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