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腐男子高校、お話中。1
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「話って・・・どれくらい、なんでなんですかね?」
流石にキリがないと思って俺が持ちかける。
「すぐに終わるさ」
彼はすぐにそう答えた。
ならばいいか
そう思って俺は三日月さんの方をチラ見して
「だ、そうですが・・・どうしましょう?」
どっちを取るっていうのもあまり好きじゃないし、だからといってここに留まる。それこそ時間の無駄。
どうすれば・・・
「雪乃宮が話す内容ってのは二人じゃなきゃ話せないプライベート?」
先に口を開いたのは三日月さんの方。
それに対して
「あぁ、かなり大切な話。だからかなり焦ってる。」
彼はまゆを潜めながら言った。
「・・・そう。それなら・・・、今日は遠慮しよう」
少し考えて、三日月さんは俺から手を離した。
秋穂についていこうとした時、耳打ちで
「龍之介って呼んでくれていいよ」
と言ってくれた。
頷いて
「ありがと、りゅーのすけっ」
その場から離れた。
* * *
沈黙の中彼について行くと、一つの部屋にたどりついた。俺の部屋からは比べ物にならないくらい頑丈な扉に、中は超高級リゾートホテルってかんじ。
「入って」
第一声がこれ。
これ、本当に入っていいのか・・・
そう疑えるくらいには広い。
「はっ、しゅ、しゅっ、失礼しまっ・・・!!」
緊張のあまり俺やばい。精神、崩壊。
wwwww
はい。
ゆっっっくり中に入っていった俺であった。
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