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龍之介のお遊び
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「龍之介。」
「んー?どうしたの遙」
教室の隅に座ってた龍之介の横まで行って話しかける。
彼はペンを置いてこっちに振り向いた。
「あっ、ごめん。邪魔した…」
「んーん、大丈夫大丈夫。ところで、何?」
「逸人がね、俺に何かいいかけたけど、言ってくれなくて。何かあったのかな?」
逸人の方を見ながら聞くと、龍之介はニヤニヤしながら言い出した。
「遙のことが、好き……………とか?」
ん?
な、な、
なんて?
ん?
「なっ、…ななっ、なんてっ、ばかっ…!そんなわけないし!!!!そんなこと言ってると叩くよ!?」
こんのガキャあぁぁぁぁぁぁ!!!人を!人をおちょくるとか!おちょくるとか!!俺もだけど。
「嘘嘘、そんなに騒がない騒がない」
龍之介が"周り見て"って感じの素振りをしたから周りを見渡すと、ほとんどの人が俺を見てた。
「あっ、えっと…これは違くてっ、その…あわわ……」
アタフタしていると、周りの人はこんな言葉を漏らし始めたんだけど。
「慌ててる…可愛い……」「手の動作………可愛すぎる…」
とかとか。。。
手の動作?
あぁ、この癖か。。。
「とりあえず、後で聞いてみよ」
龍之介の言葉に、小さく返事をした。
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