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その行為は
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「んっ、ぁ…」
無理だ。
疲れが限界にのぼっているにも関わらず、彼は激しく俺の体を蝕んだ。
「あいつは誰だ?」
口調も違う。
「だからっ、せんせ…、だってば…ッ」
荒い息を繰り返しては彼の質問にこたえる。
「なんで手を握られていた?今夜は寝れると思わないことだ、…ねぇッ」
「あぁッ…!! 嘘…、ぁ……」
無心で、意識を飛ばさないことに必死で。
苦痛に耐えて。
朝になるまでの時間は、長くて長くて何にも例えられなかった。
* * *
体が重い。痛い。
体中の骨が悲鳴を上げた。
俺は、学校を休んだ。
ズル休みと何ら変わらない
そしてここは一ノ瀬さんの家。
俺のいる寮じゃない。
そこまで歩くことも困難だった。
一ノ瀬さんは、さっき寝た。
夜中ヤって疲れて寝た。
俺はというと…寝る気力もないんだ。
ただ寝転がって外を眺めていた。
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