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写真
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「封筒…………?」
龍之介の手に投げられたものは封筒。
何の変哲もなく、ごく普通の。ただし、中には分厚いものが入っているようだった。
「それ、逆さにしてみて?」
ニコッとしてそういう彼の言葉を了承して、龍之介が封筒を裏返す。
そこからは長方形の紙がバラバラと出てきた。パッと見ても100枚くらいはあった。
自分の足元に散らばってきた写真を手に取る。
「ッ、!?…これ、は………………」
「……おい、なんだよ。これ…………っ!!」
「いい写真ばかりでしょう?可愛いよねぇ」
そこには自分が。
一ノ瀬にヤられて嫌がる自分の姿が撮されていた。
「……っ、一ノ瀬さ…………!!いっ……」
一ノ瀬さんに掴みかかろうとしたが、傷がいたんで体が動きを止めた。
龍之介は下を向いていて、表情を読み取ることはできなかった。
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