アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
二
-
「は、ん……」
硬くなって来たものを、口内に迎え入れる。
頭を動かして大袈裟な程の水音を立てると、満足そうに笑う。
「ん……む、」
「ほら、もう離して」
「やら」
「離さないと挿れてあげないよ?」
そんな事を言われれば、離さざるを得ない。
「舐めてただけで勃っちゃったの?」
「っ……あ」
擦られて粘着質な音を立てるそこに、いつの間にか先走りが零れて居た事を知る。
「早く、挿れて?おねがいっ……!」
「駄目だよ、ちゃんと準備しないと」
「自分で、したから、はやく」
「……全く、本当にしょうがない」
歯で袋を破る音に反応して、後孔がひくひくと疼く。
まるでパブロフの犬のようだ。
四つん這いにされて、ゆっくりと熱いものが入ってくる。
「あ、ああ、ひ、ぁ」
「朝露は悪い子だね」
「は、あ、あ、ごめ、なさ、」
「自分でするなら、俺に見せてくれなくちゃ」
覆いかぶさって耳元で囁かれて、更に身体が熱くなる。
「ん、やくそく、するから、……あ、もっと奥……ちょうだい」
「お前は本当に色事が好きなんだね」
ふ、と溜息を吐くと、腹に回した腕で俺を持ち上げ起き上がった。
「んああぁ!ふかい……っ」
背中を預けると、膝を抱え上げられる。
「ほら、入っているのが見えるだろ?」
その言葉に下を向けば、自分の身体が雄を咥え込んでいるのが見えた。
「締まったね、嬉しいの?」
「あ、あん、うれしい、好き、大好き」
俺の身体を這う手も、耳を嬲る舌も、俺の中に有るものも、気持ち良くしてくれるものはみんなみんな。
「きもちぃ、よぉ……!」
「また泣いちゃったの?」
律動がゆっくりになる。
もう少しで達せそうだったのに。
胸や腹に手を這わせながらゆるゆると中の好い所を擦られて。
焦らされるのが辛いのに凄く気持ちいい。
「も、おかしく、なっちゃう」
「……そんなに煽るな」
焦れったくて自分で出し入れしようとした腰を掴まれて、奥まで何度も打ち付けられて熱を放った。
余韻に震える身体を抱きかかえられて、風呂場に連れて行かれる。
温い湯のなかで抱き合い背骨を撫でられて思わず声が漏れた。
「……ぁ、」
「そんな声出して、いけない子だね」
「じゃあ、いけない朝露にお仕置きして?」
その一言で、また彼の瞳に火が灯る。
この瞬間がたまらなく好きだ。
「泣いても止めないからね」
きっと今の俺は、最高に好色な笑みを浮かべているんだろう。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
12 / 29