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久しぶりすぎて
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今日の晩ご飯はクリームシチューらしい
先程、本を読んでいたら突然何が食べたいと聞かれてふいに思いついたのがクリームシチューだったのだ
咲馬「できたぞ」
いい匂いがして、本を読むのをやめテーブルへと向かう
遙華「うわぁ…すごく美味しそうですね…!」
久しぶりの豪華な食事を見て、俺は子供みたく目をキラキラと輝かせる
そんな俺を見て咲馬さんは微笑んでいた
咲馬「可愛いな…」
遙華「?何か言いましたか?」
何か言ったような気がしたので問いかける
だけど咲馬さんは
咲馬「いや、何でもない。早く食べようか」
そう言い、いただきます。と言って食べ始めた
俺も食べよう…
遙華「いただきます。」
挨拶をしてからクリームシチューをスプーンですくい、口の中へ流し込んだ
すると、食べた瞬間においしさが一気に口の中へ広がり口の中全体を満たしていった
遙華「…っ!美味しい…!」
久しぶりにこんな美味しいものを食べた…
森で彷徨ってたときは一時はどうなるかと思ったけど、此処にこれて本当に良かった
俺はあまりの美味しさに涙を流した
咲馬「!?どうした!?嫌なもんでも入ってたのか!?」
俺が急に涙を流したから咲馬さんを驚かせてしまった
遙華「ヒック…だいじょ…ぶです…ヒック………ただ、久しぶりに…ヒック…こんな美味しいご飯食べれて…ヒック…」
咲馬さんは驚きながらも、俺の方に来てそっと優しく抱きしめてくれた
その優しさも暖かいのも久しぶりで、心地が良くて俺はそのまま意識を失った
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