アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
16
-
「メイ〜おいでー!散歩行こ!」
「わんっ!」
あのあと2時間以上悩み続け、子犬をメイ、子猫をミィと名づけた。
「にゃあ」
「ん?ミィも行きたい?」
「にゃあ!」
「そっかそっか!じゃあ一緒に行こ!」
天使です、天使がいます。
メイもミィもすっかり懐いてくれて俺の足に擦り寄ってくる。
毛だらけになるなんてこと気にしない。
「ふん♪ふふん♪ふん♪」
楽しい
まだ2匹とも小さいからそこまで長い散歩はできないけど仕事疲れの癒しには十分だ。
「メイ、ミィ楽しい?」
そう聞けば言葉が分かるみたいに返事をしてくれる。
そこがまた可愛い
しばらく学園内を散歩していると遠くのほうに人影を見つけた。
「あっ…」
人影の正体は護だった
「あ…」
なんだかフラフラしてる…
そう思った瞬間、護がその場に崩れ落ちた。
「護!」
メイとミィを抱っこして護に駆け寄る。
護は前に話した時よりも痩せて、隈ができていた。
「メイ、ミィちょっとごめんね」
一旦メイとミィを下ろし、護をおんぶする
…おんぶした時に気づいたけど、護は驚くくらいに軽かった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
19 / 94