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護の部屋より近い俺の部屋まで運んでベットに寝かせる。
部屋まで来るときに誰にも会わなかったのが幸いだ。
もーとんは護をおんぶして帰ってきた俺を見て何も聞かずお粥を作ってくれた。
いいルームメイトで俺はほんとに幸せ者だな
「護は?」
「今寝てるよ? お粥ありがとね!もーとん」
「いや、それは別にいいんだけど…生徒会は機能してないみたいだな」
「……そうみたいだね?」
「圭人…」
「……ん?なーに?もーとん」
「……いや、なんでもない」
「なにー?wすごく気になるんだけど!w」
森 夏は見た。
生徒会という言葉を聞いた瞬間、圭人の顔に怒りの感情が滲んだのを…
そして文字だけ見ればいつも通りの会話だが、圭人の目が笑っていなかったという事を…
……圭人が生徒会に乗り込んだの次の日だった。
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