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次の日、学校に行くといつも向けられる視線が少なかった。
大方護の事を女王様が広めたんだろうけど…
「あいつ咲月に振られて咲月に暴力振るったらしいぜ」
「うわ、サイテーだな」
しかも盛大に自分が悲劇のヒロインになるように仕向けて
はぁ……くだらない
「行こ、まもるん」
「う、ん」
未だに聞こえてくる悪口に顔をしかめながら教室を後にした。
………
「大丈夫?護」
「う、ん。ぜん、ぜんへ、いき」
「そっか」
本当に気にしてなさそうだからよかった
っていうかある意味すごいよね(笑)
昨日あんだけ護にボロクソ言われて折れないんだから
逆に尊敬するよwww(しないけどww)
「さて!どうせ授業には出れないから風紀委員室でも行く?」
「お、れ、もいい、の?」
「もっちろん!良かったら風紀委員に入らない?」
「は、いる!」
「よし!じゃあ行こっか!」
「う、ん!」
まもるんも風紀委員に入ってくれるなんて心強い!
まもるんは几帳面だから仕事の出来もすごくいい。
楽しくなりそうだなぁ
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