アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
43
-
「偉いよ。圭人は偉い」
「まもるん…」
喋り方が変わっているまもるん。
「ちょうどいい。これだけのギャラリーがいるんだ。この際だから言うか」
「聞けよ、王国民。お前らは何を根拠に圭人をリコールしたんだ?ただそいつの味方をした生徒会にほいほいくっついていっただけだろ?」
まもるんの言葉に何も言い返せない王国民
「その生徒会だってそいつが流したデタラメな噂を信じただけだろ?ほんと腐ってるなお前ら」
何も言い返せない生徒会
それでも女王は諦めない。
「俺は嘘なんてついてない!嘘つきはお前だろ?!」
そう言ってまもるんに殴りかかる女王
あっさり受け止めるまもるん。
女王の殴りかかってきた力を利用して女王の顔にまもるんの右ストレートが綺麗に決まる。
その勢いで吹っ飛ぶ女王。
吹っ飛んだ女王の上に跨り、さらに拳をぶつけるまもるん。
うわぁ…あれじゃあ女王の顔面原型とどめないんじゃない?www
ご愁傷様でーすwwww
「いい忘れたけど俺、『緋王』ってチームのリーダーだから」
緋王…この学校の裏で活動しているチーム
リーダーは滅多に顔を出さないからチームメイトでも知っている人はごく僅か。
嘘…まもるん…最強じゃん!!
あっさりなカミングアウトの中身がものすごく濃厚だったよ?!
呑気に感激しているとまもるんに殴られてた女王が叫んだ。
「みんな!やっちゃえ!!」
「「「おおぉ!!!」」」
女王の言葉を聞いて一斉に動き出す王国民。
まもるんは返り討ちにしてるから問題なさそうだけど俺がピンチ!!
囲まれちゃったよ!!
その時、俺のポケットからコロンとなにかが落ちた。
それは朝飲みそこねた薬だった。
それを見ると俺の口角は最大まで上がった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
48 / 94