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泣き終わった後はもーとんと荷造りを始めた。
そこまで量も多くないし、ほとんどまとめといたから結構早く終わった。
「ふぅ…ありがとね もーとん」
「どういたしまして」
「俺が出ていったらもーとん部屋使いたい放題だね!」
俺の言葉にキョトンとするもーとん
イケメンはどんな顔してもイケメンなんだね。
「お前、何言ってんだ?」
「え?違うの?」
「俺もこの学校出てくし」
「………Why?」
「友達が虐められてた学校にいたいと思うか?」
「いや、まぁ…そりゃ…いたくないけど…」
「だろ?それが理由。」
なんだろ…すごい丸め込まれた感が満載。
でももーとんも頑固だからもう何を言っても無駄だね!
「多分、他のやつも同じだぞ」
「え、まさか…」
それと同時に部屋のドアがノックされた
開けるとそこには風紀委員メンバー(+まもるん)勢揃い。
うわぁ☆
嫌な予感的中☆
「みんなどうしたの?」
「「「圭人が学校辞めるから俺たちも退学してきた!」」」
ダメでしょ!普通に考えて!
「「「いいんだよ!」」」
うん!もうダメだね!
アウトゾーンまっしぐらだね!
もーとんがみんなを部屋に招き入れていつ出ていくかなどの話し合いになった。
みんなまだ荷造りが終わっていないので俺ともーとんが先に出ていくことになった。
「でもどこに住もうかなー…」
実家は…無理だね!!
親、今海外だし!!
実家どこにあるか知らないし!←?!
「俺の所来ればー?」
そう言ったのはニモちゃん
「いや、でも…」
「俺マンション持ってるからそこに住みなよ?」
友達がマンションを持っていた事件
「すごいね!ニモちゃん!」
「そぉ?」
「でも、お金…」
「そんなのいらないよー」
「え?」
「だって俺のマンションだし?」
ニモちゃんが言い終わる前にニモちゃんに抱きつく。
「ありがとぉ!ニモちゃん!!」
「えへへ、どういたしまして」
「「あー!ずるい!俺達も!」」
今までメイとミィと遊んでいた双子が俺に抱きついてきた。
「よしよし!みんなかもぉん!」
ニモちゃんに続いて双子。
双子にくっついてメイとミィがきたときは驚いた。
だって仮にも高校生が群がってるんだよ?
メイやミィみたいな小さい子達が来たら危ないじゃん!
寄ってきたメイとミィを庇いながら全員を抱きしめた。
あったかかった!
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