アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
57
-
公園を出て大急ぎでマンションへ戻る。
「ぶぇっほ!げっほ!ゔ、ぇ…」
「おかえ…圭人?!どうした?!」
「も、と、ゔ…ぇっほ!」
「今は喋るな…今水持ってくるからな」
「げっほ!…おかあぇ、ほっ「言わせねーよ?」」
もーとんが入れてくれた水を一気に飲みほす。
「ぷはぁ!ありがとねもーとん!」
「どういたしまして。それで?メイの散歩中になにがあった?」
「えっと…」
「圭人?^ ^」
もーとんの黒い笑顔を見て嘘を貫き通せる人はいないと思う。
いたら尊敬するよ!マジで!
「はい…」
もーとんに散歩中に起こった全てを話した。
話していくうちにもーとんの黒い笑顔がさらにどす黒くなっていく。
「そういうことね…」
「はい…」
(怖い…もーとんの顔が見れない…)
黙り込んでしまったもーとん。
無言の圧力でピクリとも動けない俺。
たった数分の出来事が数時間の出来事のように感じた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
62 / 94