アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
63
-
「ぎぃゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
はい只今逃走中真っ只中の俺。
後ろからは放送禁止レベルの顔をした風紀委員メンバー。
雄叫びをあげながら逃げる青年。
その後ろを凄い形相で追いかける美青年達。
周りにいた人達は恐怖すら覚える光景だろう。
実際に風紀委員メンバーの顔を見た子供が泣いている。
うわぁ…俺が泣かせたわけじゃないけど、すごい罪悪感…
罪悪感を抱えながら、この状況から脱する方法を考える。
1、裏道を使って逃げる
2、近くの施設に隠れる
3、とにかく走る
1は近くにもーとんとまもるんがいるかもしれない。却下。
2は仮に見つかった時に袋の鼠になるので却下。
(今の俺には3以外の選択肢はないわけね…)
生憎、今日は薬を飲んでない。
身体能力はいつもの数倍。
「よし!」
自分に喝を入れてから走るスピードを上げる。
だんだんと小さくなる風紀委員メンバー。
とりあえず、セーフ。
しかし、逃げ役に休みはない。
「も、もーとん…」
俺の前に立ちはだかったのは敵に回したくない人No.1の森夏だった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
68 / 94