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懐かしさを噛みしめながら廊下を進むと生徒会室と書かれたプレートが掛けられている教室に辿り着く。
ノックをしようと手を出した。
その手をもーとんが掴んだ。
「圭人、大丈夫だから」
もーとんに言われるまで気づかなかったけど俺の手は震えていた。
後ろを振り向けば俺を支えてくれたみんながいた。
「うん!ありがとうもーとん!みんな!」
俺は最高の笑顔を浮かべてみんなに感謝の言葉を言った。
信じてくれる仲間がいる。
それだけで強くなれた気がした。
そして、生徒会室の扉に向き直り、深く深呼吸をするとゆっくりと生徒会室の扉を開けた。
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