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番外編 もしも嵌められたのが圭人ではなかったら…(早坂護編)
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「~早坂護を生徒会職から解く」
「「「うぉぉぉぉぉぉ「ちょぉぉぉぉぉぉっっっと待ったぁぁぁぁぁぁぁ!!」?!?」」」
護のリコールが発表されギャラリーが沸き立つ中、圭人の叫び声で辺りが静まる。
「けい、と…?」
護本人も驚いて目を少し見開いている。
「みんなちょっと考えればまもるんが仕事サボったりしないってこと分かるよね?!いつも誰よりも早く生徒会室に来てたのは誰!!!はい生徒会長!」
「!え、まも、る…」
「正解!!じゃあいつも生徒会室を綺麗に掃除してくれてたのは誰!!!副会長!!」
「…護、君です…」
「はい正解!!いつもみんなをサポートしてくれたのもぜぇぇぇんぶまもるんなんだからね?!!その事を知ってるのにまもるんをリコールするの?!」
「「「「「「「「…」」」」」」」」
黙り込んだ全校生徒を前にして圭人は乱れた息を整えつつもう一度深く息を吸い込んだ。
「はい、論破!!!」
論破と叫び、まもるんの手をとって歩き出す圭人。
「けい、と、あり、がと…」
圭人に手を引かれながらお礼を言うまもるん。
「どういたしまして♪」
ニッコリとまもるんに笑いかけた圭人。しかし圭人の顔が驚きの顔に変わっていく。
「でもごめんね圭人」
なぜならそこにはとてもいい笑顔を浮かべたブラックまもるんがいたからである。
(ブラックまもるん…喋り方が普通になるまもるんの事)
まもるんはそう言うとどこから取り出したのか赤いボタンの付いた小型のリモコンを取り出すといい笑顔のままボタンを押した。
すると体育館の天井からバラバラと大量の写真が落ちてきた。
落ちてきた写真の1枚を拾い上げてみるとそこには転校生と男がキスをしているシーンだった。
他の写真を見てみるとそれぞれ別の男とキスをしていたり抱き合っていたりと衝撃的な絵図だった。
これを見た転校生は焦り、顔を青くさせている。
対して、写真の男達だろうか、数十人の男達が転校生に駆け寄り問い詰めている。
「種類豊富に取り揃えさせていただきました。いかがでしたか?」
嫌味たっぷりのセリフだった。
「まもるん……最高だね!!wwwww」
さっきとは違う雰囲気の騒がしい体育館を2人は後にした。
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