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大神陸編の続きもどき
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「あ!この前の親切なヤンキーさん!」
「ん?あ!あの時の絡まれてたイケメン君じゃないっすかぁ!」
圭人達がおーちゃん先輩の仲間達と楽しくおしゃべりをしていると見覚えのあるヤンキーを見つけた。
ヤンキーの方も圭人の顔を覚えていたようで仲良くハイタッチしている。
「「「「「「「「…」」」」」」」」
パシャパシャパシャパシャパシャパシャ
「な、なんすかっ?!」
「あぁ…いつもの事だから…」
「キヨ動くな」
尊敬する大神と友達から言われてしまえばヤンキー…キヨは動けなくなる。
圭人は申し訳なさでいっぱいになったが早くこの悲劇(写真撮影)が終わるのを願った。
「な、なんだったんすか…?」
「ほんとごめんまじでごめん気にしないで」
90度に体を曲げた圭人を慌てて止めるとキヨは笑顔で気にしてないっす!と言ってくれた。
(なにこれ天使?)
圭人はキヨを抱きしめたい衝動に駆られたがなんとか堪えた(写真撮影の餌食になるから)
「そういえば、なんでお前ら知り合いなんだ?」
おーちゃん先輩は首を傾げて2人に尋ねた。
2人はあぁ!と知り合った経緯を語り出した。
「実はこの間不良に絡まれちゃってさ。その時にキヨさんが来てくれたんだよ!」
まるでヒーローみたいだった!と圭人は語る。
その横ではキヨが頬を染め、照れている。
「あ!でも俺は何もしてないんすよ!」
キヨの言葉に圭人以外の全員が首を傾げる。
キヨは話を続けた。
「俺が助けようとしたら圭人さんがいきなり絡んでた不良の顎に膝蹴りを入れたんすよ!かっこよかったっす!」
なるほど。圭人ならそれくらいはやりそうだ。
しかし、その出会いで仲良くなれるとは…お互いにコミュ力がカンストしているのだろう。
流石は圭人
流石うちの子←
圭人とキヨ以外はほんわかと二人を見守り、無音カメラで連写しまくったのである。←
end
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