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街中では 2
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「わー。本当色々ある!こういうの欲しかったー!」
雪弥さんは落ち着きなく、決して狭くはない店内を見て回る。
『ダイニングテーブル&チェア』のコーナーにたどり着くと、更にテンションをあげた。
「どーしよ、真都くん!いっぱい種類あって選べないよー」
「んー。LDKの広さ的には、この辺りかな。これより奥のは、ちょっと場所取りすぎて、椅子が使いづらくなるから…」
「なるほど!」
「あとはデザインの好みと価格帯ですね」
「そうなるとこれかなぁ、それもいいなぁ…これは値段がちょっと高いな」
早速、雪弥さんの優柔不断が発揮され始める。
「じゃあこの候補にあう、チェアを見ましょう。どっちも気に入れば間違いないですよ」
俺は、他のテーブルからいくつかのチェアを引き抜いてきては、ダイニングテーブルに差し込んでみる。
「あ、それいいね」
4つめのチェアにピンと来たようだ。
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