アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
収録時に 3
-
「どうも、松本ですー。よろしくお願いします」
RJである松本さんは、俺達に挨拶して着座する。
松本さんは想像していたよりも見た目の年齢が上で俺は少し驚いた。
声だけ聞いていると、20代後半から30代前半くらいなのに、実際は40代半ばくらいだろうか。
長身でスラリと長い手足が伸びていて、俺にとっては羨ましいことこの上ない体型。
「今日はよろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
俺達はそれぞれ軽く頭を下げて挨拶する。
「やー会えて嬉しいなぁ。実は今回の舞台三日目の公演見させて貰ったんだ」
「そうなんですか?」
「元々原作小説のファンで気になって見に行ったんだけど、凄く良くてさ!これはゲストに来て欲しいなぁと思ってお願いしたんだけど…いや、本当来てもらえて良かったよ!」
「ありがとうございます!原作のファンの人に喜んで頂けるのが一番嬉しいです」
俺の言葉に合わせて、雪弥さんも「ありがとうございます」と続けて笑顔を見せてくれる。
松本さんはにこにこと笑い、今日の台本を見ながら、終始雑談のような打ち合わせを済ませた。
「よしっ、時間だしブース行こっか」
松本さんが立ち上がり、俺達も後に続く。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
113 / 217