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旅館では 4
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「結構、キツかったね汗かいちゃった」
「俺もです、お風呂楽しみですね」
男女のカップルなら、手を取り合って登ったりするんだろうけど、そうもいかないもんなぁ。
「結構遠くまで見えるんですね」
小高い丘になっていた、展望台からは、街並みが綺麗に見渡せた。
「もっと遅くに来たら夜景が綺麗に見えそうだね」
「夜景狙いのカップルにあてられてしまいそうです…」
「確かに、目のやり場に困りそうだね」
それに俺ら自体も怪しまれそう・・・。
一通り景色を見渡して、俺たちは館内に戻った。
「まだ時間あるし、売店でも見る?」
「そうしましょうか」
ロビー横にある売店は、広くはないけれど、幅広い品物を取り扱っていた。
温泉グッズや地方限定の土産物、夫婦箸や、茶碗のような記念グッズもある。
「荷物になるし、お土産は明日でいいよね」
「そうですね、お腹は減ってるけど、今からご飯だし、またお風呂上がりに来ますか?飲み物とか欲しくなるかも」
俺たちは、そんな会話をしながら一旦部屋に戻り夕食へ向かう準備をした。
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