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周りに目を向けてみると現実でもホモっていることを学んだ。現在友達の腐女子が発狂中。
救世主様(笑)以外とウザイ
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色々と、俺が心であらぶってると腕を引っ張られて電車を降りてた。
痴漢から助けてくれたし、お礼ぐらい言った方がいいよな。
救世主様(笑)だし。
よし言うか。
俺が心を決めて言おうと俺に背を向けて改札口の方に歩いている救世主様(笑)に口を開いた。
「なあ、お礼とかないわけ?」
と、俺に顔だけを向け人を食った笑みを浮かべてそう言った。
いつまにか歩みを止めていて、そいつは俺に体ごと向けてきて。
うつむき気味の俺の顔を覗きこんだ。
結構な至近距離にそいつの顔が来る。
………うっ、うっぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!
そして、めちゃくちゃ美形なんですけど!嫌味なのか!嫌味なんだろぉぉぉぉぉぉ!!
この救世主様(笑)いい奴だと思ったあのときの俺を殴りたい。
「おーい。」
なにも答えない俺にもう一度話しかけてきた救世主様(笑)。
よし、此所はこの怒りを表に出さずに優しくお礼を言おう。
俺の海よりひろーい心なら出来る。
「ありがとうごさいました!!!」
できなかったー。もうほぼ逆ギレだよ。
ほら救世主様(笑)呆気にとられてるじゃん。
よし、逃げよう!
逃げるが勝ちだよな。
バッ
と、音を立てて腕を振り払って
ダッシュ!!!
全速力で走ってるよ。
人がほとんどいなくなった改札口に向かって走る。
そしてもう、神業並みにすごいんじゃねって思うほど早く通学用の鞄から定期券を出して、改札機に当てて走った。
♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~。
走るー走るー俺ーたーちー。
かの有名な歌が俺の頭のなかでぐるぐる回ってる~。
とか考えながらダッシュして学校に向かった。
だから、あの救世主様(笑)が俺見てを笑っているのなんか知らなかった。
あれっ?俺あいつと同じ学校だよな?
まあ、会わなきゃ平気か。
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