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周りに目を向けてみると現実でもホモっていることを学んだ。現在友達の腐女子が発狂中。
嘘だといってくれ。
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三時限目が終わり、四時限目の準備の時間に中原が教室から出ていった。
お手洗いだろうな。
中原は、黙っていれば普通の女子と大差ないんだ。
成績は、普通。運動も普通。
見た目も普通だ、普通の黒髪を普通の(肩まで届くぐらい。)長さ、肌も普通の色だし顔もかわいいってほどでもないし勿論美人でもない。ブサイクでもない。身長も平均、太ってもないし痩せてもない。普通普通。
ただ性格は、普通じゃない。
ウザイぐらいにテンションが高いし、腐女子だし。
けどまあ、嫌いじゃない。
おっ、中原が帰ってきた。
……なんか、機嫌良い?
嫌な、予感。
キーンコーンカーンコーン
四時限目が始まった。
はーい、海翔くんだよ☆
キモいってことは、わかってる。
四時限目の授業が終わった。
お昼休みです。
中原がこっちに向かってくる。
満面の笑みで向かってくる。
怖いです中原さん。
「塚本ー。」
「なんでしょう!?」
「いや、なんで怖がってんの?」
怖いっす中原さん。
「な、なんでしょう。」
「いや、だから怖がんなくていいよ。まあ、いいや。本題な一緒に昼食べない?他にも人いるけど。」
うきうきしながら俺を昼に誘う中原。
まあ、二人きりじゃないなら平気か。
俺だってそういうの気にするんだからな!
「別にいいよ。」
短くそう答える。
弁当を持って二人で教室を出ていく。
「他の人って誰だよ。」
中原の後ろを歩きながら気になっていたことを聞く。
少なくとも他の人は、二人いると思うが。
だとすると、帝と佑樹かな。
あいつらとは、結構なかいいからな。
中原と一緒で中学からの付き合いだし。
クラスは、離れたけど。
「おっ?言っとくが帝と佑樹じゃないぞ。でも、私と仲が良いから多分平気だ。後、一人な。」
三人でご飯かよ。
そして、心を読むな。
知らない人とご飯か。なんかやだな。
ガラッ
音をたてて近くにある空教室のドアを開けた。
「おー。さっきぶり。」
なかに友達がいるのだろう中原が軽くなかに声をかける。
「こいつがさっき話した塚本。」
俺を指差しながらなかの人に俺を紹介する。
つーか、さっき会ってたのか。
しかも、俺の話をしてたのか。
中原がなかなかなかに入ろうとしないのでなかにいる人が俺から見えない。
だから、中原の後ろからなかを覗く。
「えっ、えええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!」
なかを覗いた瞬間驚きで声を上げた。
「うっしゃ、やっぱり当たりだ!私の感凄い!」
俺の驚愕の声を聞いて、中原がそんなことを言う。
くたばれ、中原。
なかに居たのは、俺を痴漢から助けた奴救世主様(笑)だった。
こいつとは、会いたくなかった。
誰か、嘘だと言ってくれ。
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