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PromiseⅡ
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「やあ、久し振りだね」
そう言って現れたのは
校長の巴先生と綾瀬先生。
「お久し振りです」
「大丈夫ですか?」
「はい、元々怪我して
運ばれたわけではないので……」
「そうですか。良かったです」
「硴嶺くん、君に一つ
聞きたいことがあるのだが……」
「何ですか?」
「今回、どうしてこうなったのか
それは徐々に解明しだしているのだが
しかし一つだけ分からないのは
銀髪の男のことだ。何かしらないか」
「銀髪って……椿のことですか?」
「椿?」
「夏乃くんが連れてきた男性です」
そう言うと2人共驚いた顔をしていた。
「硴嶺くんは彼が
どこにいるかわかるか?」
「いえ……名前以外は…………」
「そうか………」
「どうしたんですか?」
「いや……彼は数年前に失踪した
私の息子に似ているんだ………
そして名まで一緒…………」
「そうなんですか………」
椿は校長の巴先生の息子だったんだ……
彼に関しては何も分からない……
巴先生の力になる事は無理だ……
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